コンテンツへスキップ →

HANAC『水晶探しとペグマタイト観察会』を開催しました

8月25日、心配していた雨も、何とか持ち堪えてくれて、観察が開催できました。観察会の様子をお届けします。


釜石市橋野鉄鉱山インフォメーションセンターの駐車場に集合して、いざ出発。
車で走ること20分、林道のゲートに到着。ここからは歩きです。
川沿いの道を熊避けに雄叫びを上げながら約30分行くと、斜面から真っ白い石が落ちている所に着きました。ココが今日の目的地、水晶を拾う場所です。急な斜面を登りながら、目を皿のようにして探します。ここの地質は、巨晶花崗岩Pegmatite(ペグマタイト)といって花崗岩の石英、長石、雲母を大きくしたような岩質です。薄いピンク色をしたカリ長石や、ガラスの破片のように透き通った石英を見つけることができます。
時々レンガ色になった長石や、コーヒーゼリーのような黒い石英が見つかるのは、放射線の影響(ハロ)です。
ペグマタイトはウランや、トリウム、イットリウムといった放射性元素を濃集することもあるのです。
酸化ウランを含んだ玉滴石に暗い所で短波の紫外線を当てると、蛍光グリーンに光ります。黒いビニール袋を被り、かなり怪しい格好で皆さんに見てもらいました。

帰り道では川の中のイワナを見たり、オニヤンマを捕まえたり、ヤマボウシの赤い実を拾ったりしました。
よく「釣りはヘラブナに始まり、ヘラブナに終わる」とか申しますが、鉱物趣味は「水晶に始まり、水晶に終わる」と言われています。水晶は鉱物の世界からの全権大使と、堀秀道氏も書いておられました。

参加者の皆さんの心に水晶大使からのメッセージは届いたでしょうか?

(文:奥畑充幸 写真:山代生)


次回観察会は9月8日(日)『イリドスミン探検隊』。
皆さんのご参加お待ちしております。参加のご予約はこちらから!

カテゴリー: 未分類